どうも～
や～っと おいらの 隠れ場所が出来たぜ！
屋根裏はいいぞ～ 昼寝も 誰にも邪魔をされずに出来るからな！
さぁ～て、今回の記事は 瓦割り⁉ いやいや瓦張りだ！
瓦の反りを付けるとき、ミシミシと 変な音がしてたから、おいらの怪力で瓦が割れるか心配したぜ！
それではどうぞご覧ください。
反りを付けるのが 一苦労で疲れました
切妻破風の組み立て
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装飾の部材は、下から2番目の角棒を、55mmにカットして 両端を斜めに削り、ケガキ線に合わせて接着します。
その他は、レーザー加工されていますので、説明書通り組み立てます。
妻破風板の組み立て
妻破風板は、屋根の三角部分に取り付けられる板で、懸魚は 破風板に取り付けられる装飾的な彫刻を指します。懸魚の語源は「魚を懸ける」ことであり、水と関連の深い魚の彫刻を飾ることで火災除けの意味合いがあり、デザインも梅鉢、蕪、猪目など多様です。
六葉は、大 ２個 ・ 小 ４個 作ります。
細かい作業ですので、老眼の私には大変でした⁉
手の震えは、今回は 大丈夫でしたが…？
六葉の軸を作ります。
角棒を、穴に合うサイズまで削ります。
太い方は 簡単に出来ましたが、細い方は 削るのが大変で、雑になってしまいました。
折角 削った部品を無くさない様に！
テープの上から切断しました。
２ｍｍ幅で カットします。
（見えてないので 大体？）
大きい方の 六葉に軸を挿し込みます。
段々慣れてきて、雑になります。
簡単に入ったので、余裕が出てきましたが．．．
やっぱり やってしまった！
ガ～ン ．．．⁉
中々入らないので、ちょっと力を入れただけで、簡単に割れてしまった！
レーザー加工の ラインから、パックリ！
もっと 丁寧に削れば良かったと思っても…
もう 後の祭りですね～
六葉の修正は、無事に終わりました。
小さい部品ですので、掴み損ねて 無くしそうで怖かったです！
貼り間違わない様に、レーザーで ケガキ線が書いてあります。
大きい方は 真ん中、小さい方は 左右に接着します。
角棒で縁を作ります。
角度は、大体 35度位です。
余裕を持たせて、30度で切り込みを入れます。
バリ取りしたら、丁度いい角度になりました。
湿らせて反りを付けます。
乾いてから 接着します。
先端を仕上げて 完成です。
破風板の合わせ面は 接着が弱いので、折角 作った物を壊さない様に注意！
後ろの面は、切妻破風の桁が当たりますので、補強材は テープを貼ってください。
屋根の骨組み（小屋組）
棟木を張ります。
んが！
大事な棟木がグラグラです。
何とかしないと！
補強材を作ります。
端材を適当に切り、桔木を通す 凹部を作ります。
桔木は、唐破風の屋根を支える部材です。
棟木を支える部材を 挟み込みます。
がっちり支えることが出来ました。
切妻破風を東西に接着し、棟木を取り付けて完成です。
母屋
母屋は 垂木を支える部材ですが、このキットでは 直接瓦を張ります。
母屋の両端に、位置決めを取り付けます。
0,5㎜の 誤差が有りましたので、現物に合わせて接着します。
0,5㎜の出代を綺麗に削ります。
先端には、妻破風板が貼り付くので、スケールで確認しておきます。
上から 4番目と5番目の母屋は、自分で加工して貼り付けます。
４番目は、79ｍｍと 59ｍｍで、先端を 45度に切断します。
5番目は、30ｍｍと 33ｍｍで、先端は 直角に切断します。
桟瓦の準備
型紙を正確に切り取ります。
桟瓦は、縦の面は簡単に切断できますが、横の面は 凹凸を乗り越えながら切断しますので、カッターが引っかかります。
気を付けながら 作業してください。
角の部分は、特に注意してください。
出来るだけ、力を入れずに カッターを動かします。
瓦の先端に 破損してもいい様に、テープで保護するのが、お勧めです。
瓦の合わせ面は、左右で揃えておきます。
凹凸が違いますので、向きを揃えたら、分かりやすい記号を 裏面に記入します。
角の部分を延長します。
テープで仮付けして、接着してから 瓦をカットするのが、お勧めです。
一番難しい所です。
やっぱり割れました‼
テープで保護してたから、破損部分は残ってました。
瞬間接着剤で 修正しました。
袖瓦の準備
保護テープが巻かれていたので、剥がすのが大変でした！
こんなところで、破損は嫌ですからね！
慎重に 剥がしました。
型紙の指示通り 瓦を合わすと、中心部分が 凹部になってしまいます。
工夫して 切り取ります。
中心に凸部を合わすと、両端は山の部分になります。
切断面は フラットになる様に、ペーパーで削ります。
唐破風の袖瓦は完成です。
瓦の合わせ面は、瞬間接着剤で貼り付けます。
後で、水に浸して形を整えます。
妻破風の屋根にも、袖瓦が付きます。
頂点が直角なので、この部分も難しいと思います。
次回に張っていきたいと思いますので お楽しみに！
桟瓦に反りを付けます
結構 急なカーブなので、反りを付けるのが 難しいと思います。
では、やっていきたいと思います。
塗装してから、水に浸したので浸透するまで、約１時間位 掛かりました。
屋根に瓦を合わせ、再確認しようと思ったら、サイズが合わないので ビックリ！
やり直しかと 思いました⁉
型紙に合わせてみると、約３ｍｍ膨張してるのが 分かりました。
では では、反りを付けていきますね。
下側に衝撃吸収材を敷き、目の前に瓶があったので、先ずは これでやってみます。
ミシミシ音が聞こえるので、割れる恐怖に耐えながら、最初は 転がしていました。
屋根に合わすと、全然 反りが足りません？
今度は、ラップの芯でやってみます。
これなら 両手で作業が出来ます。
が！ 瓦の山が凹んでしまい見栄えが悪くなりそうです。
全部やるのが、結構 しんどかったです。
終わったら、十分に乾燥させます。
型紙のサイズに合うまで乾燥させないと、接着後 割れるので注意！
瓦の接着
下側の反りが 足りなかった様ですが、このまま先に進めます。
瞬間接着剤で貼り付けばいいのですが…？
残念ながら、瓦の 反力の方が強く とてもじゃないけど、指で押さえているのが限界に…
全ての桟瓦を、一枚目の 反りに合わせました。
まぁ～ OK でしょう‼
切妻破風を仕上げます
説明書は、瓦の取り付けが終わってから 垂木を貼る指示ですが、桟瓦で隠れて見えなくなるので、先に取り付けます。
妻破風板も、先に取り付けます。
曲線部分が袖瓦に接触して、取り付けが難しいと、思ったからです。
やはり ご覧の通りです
曲線部分を母屋に合わせて接着すると、下側の桟瓦が接触して入りません⁉
説明書通り、後から取り付けていたら、妻破風板の下側を、削るしかないと思います。
曲線部分を、屋根の反りに合わせて 削る方法も有ったのですが、綺麗に加工する自信が無いので、止めておきます。
ここからが 大変‼
袖瓦の 貼り付け面は、約８ｍｍです。
袖瓦を 1mm 修正しました。
切妻の装飾も接触‼
修正箇所が多くて、訳が分かりません⁉
瓦の山の部分を削り挿入してみると、まだ何かに当たります⁇
奥を確認すると、フレームに当たっていました。
フレームに当たっている部分を、加工して無事に入りました。
次は、妻破風板の下側と接触している、瓦の修正を試みます。
瓦が入らないので、型紙に寸法を書き込みます。
これぐらい削れば、入ると思います。
縁の接触部分は、コの字型に カッターで削り落としました。
無事に入りました！
合わせ面を どうするか？
この上に隅棟が載るので、合わせ面は隠れますが、先端は見えてしまいます。
こちら側の瓦を修正していいのか？
先端が綺麗に見える位置で、切り取ります。
が、やってみないと 分かりません？
こんなに、ガッツリ切断してしまった⁉
大丈夫か‼
まぁ～ いいでしょう！
結局 全ての隅瓦は、こんな感じになってしまった。
角の修正
修正している最中から、ボロボロ壊れていきます。
瞬間接着剤で固めてから削った方が良さそうです。
延長した所から、ボロっと壊れる箇所も！
汚くなってしまいますね！
綺麗に修正するのは 大変です。
なにか別の方法で 誤魔化せるか、次回考えます。
下側から見ると こんな感じです。
ん～
分からないかな…？
隙間を埋めます
桟瓦の反りが足りなかったので、妻破風板と袖瓦の間に、隙間が空いています。
袖瓦を合わすと、こんなに下がっています。
悩みますね～
厚紙を利用してみます。
下側の反りが足りないので、隙間が 上側より 広く空いています。
下側の隙間は、厚紙を重ね合わせて、貼り付けました。
最後に
型紙は、また次回使うので貼り直して、平面輪郭線から切り取って、保存しておきます。
おまけ
完成画像
まとめ
- 六葉の組み立ては、細かくて大変でした。
角棒を丸く削る指示ですが、小さい方は削るのが大変！
無理して入れると簡単に破損してしまうので、注意してください。 - 瓦の切断は カッターを使うと思いますが 角の延長は、一番難しい所です。
あらかじめ、瞬間接着剤で固めてから切断するか、破損してもいい様にテープで保護するか？ - 袖瓦の型紙に合わせて並べると、中心部が凹部になります。
原寸図で確認したら 丸い部分が丁度、屋根の中心になっていました。
ご参考になさってください。 - 妻破風の頂点も 丸い部分が 一番上になっています。
難しいと思いますが、次回 挑戦してみます。 - 瓦の反りも 付けるのが大変でした。
今 思ったのですが… 妻破風板の曲線部を利用できないか？
このカーブを 端材に描いて、型を作ってみたらどうか…？ と思いました。
当て板にして、確認も出来ると思います。ご参考になさってください。
以上で、《屋根瓦の張り方》の記事を終わります。
最後までご覧くださいまして 有難うございました。
次回は 唐破風屋根を張っていきます。お楽しみに！
