こんにちは、帆桜です。
今回の記事は、本物の帆船を真似して、シュラウドとバックステイを張りました。
動画では、ラットラインの張り方を詳しく説明しています。
どうぞご覧ください…
シュラウドの張り方
画像は すべて拡大できます
《シュラウド・(横静索)マストを支えるロープ》 ←《詳しく見る》
日本丸の写真です。
この白い部分、前から気になっていたんですよ…
シュラウドに付いている横棒の様な物も、取り付けたいと思っていました。
早速、ロープを瞬間接着剤で固めて準備。 いざ~!
組み立て前に、カティサークの動画を確認したら、白い部分は同じ作りでした、が…
横棒は一本でした!
どちらを選ぶか迷いますね~
動画は、5:40秒頃です。
《ご参考に》
本物を見た後だと、鼻で笑われてるかと思いますが? カティサークの方を真似てみました。
これ、いいですよ!
ラットラインを張っても、両端が中央に寄ってこないので、綺麗に張れます。 おススメ!
シュラウドの張り方《動画》
細かい所は動画で詳しく説明しています。
どうぞ、ご視聴して下さい。
バックステイの張り方
《バックステイ・(後支索)マストを支えるロープ》
バックステイは、特に気になる所は無く、無事に張れたのですが…
Ⓑ のクロスツリー部は、説明書通りだと ハリヤードと絡まるので、工夫して取り付けました。
中央に束ねず、マストの間を抜け、クロスツリーの左右から通します。
これで、ハリヤードを回避できます。
取り付けは、シュラウド側から仕上げていきます。
デッドアイにロープを掛けるときは、下3本が真っ直ぐになる様に調整しながら、三つ目を回します。
白ロープを結ぶときに、しっかり押さえて接着します。
バックステイ完成!
三つ目の背丈が、揃っていませんよね~!
三本のロープが上手く張れていないのが原因です。
白ロープの位置を合わせて、見た目よく仕上げました。
ラットラインの張り方
《ラットライン・(段索)縄梯子》
ラットライン幅は、5mmです。
子部品がパッケージされている、厚紙を利用します。
シュラウドの後ろ側にも、厚紙を入れます。
遠近感が分からなくなり、目が疲れます。
矢印の部分には、忘れない様に赤線を引きます。
さぁ~ スタートです…
目立たない左舷側から始めます。ラットラインのロープは、本物を真似て、茶色を使います。
《説明図は、黒のナイロンロープです》
トップボードより上側の、ラットラインは説明書通り、ナイロンを使って編んでます。
← 21ページの記事も、ご参考にしながら、進めて下さい。
上まで編んだら、薄めた木工用ボンドを塗ります。
トップボード下側
ここは、シュラウドの間隔があるので、意外にもやり易かったです。
合流部が厄介!
ミズンマスト・トップボード下側です。
←《〇の番号は結び目の数です》
シュラウドが集合してくるので、物凄くやりづらい‼
工夫が必要です。
4本~3本~2本 と、シュラウドを巻き結び… ん~ ? ?
この画像は、メインマストです。
②トップボード下側は、両端を2ヶ所結んでみました。
③は、中央2本を束ねて結んでみました。
③の結び方がいいですね!
こちらは、フォアマスト
試しに説明書通り、4本のシュラウドを、独立して結んでみましたが… ん~???
まとめると、中央を束ねた結び方が一番見栄えがいいと思います。
この結び方で合流部を編んでいきます。
有刺鉄線に見える‼
巻き結びの結び目を、見えるように編むと、✖印が目立ちますね~
きつく結んだつもりでも、進めている最中、緩んできます。
これが嫌な方は、逆の方が綺麗に張れます。《ご参考に》
ちなみに 白ロープは、逆に編んでいます。
ロープの後ろ側に隠れると、俺が捕まってる様に見えねーか?
うぉ~い! 助けてくれー トゲトゲは御免だ~‼
ラットラインの張り方《動画》
ここまでやった中で、一番見栄えがいい結び方で、右舷側を編んでいきます。
動画では、各ポイントを分かりやすく、まとめてあります。
どうぞ、ご参考にしてください。
まとめ
- シュラウドは目立つ場所なので、白ロープを使い綺麗に仕上がって良かったです。
日本丸を見に行ったときから、気になっていた部分が再現出来て満足しています。 - バックステイは、クロスツリーから束ねて張ると、ハリヤードに絡まってしまうので、工夫して左右に分けて張りました。
- デッドアイにロープを掛けるのは難しいですね。
溝に通し引っ張りながら、巻き結びで固定するのは大変です‼
三つ目は回るし、三本のロープは上手く張れないし最悪‼
コツは、木工用ボンドで湿らせると、ロープが引き締まり やり易い。 - ラットラインは、地味な作業ですので飽きます…
忍耐とモチベーションを上げて頑張りましょう!
きつめに張らないと結び目の✖印が目立ち、グロイです。
後で調整できるので、しっかり結びましょう。 - 動画ご視聴ありがとうございました。
この中で紹介している、集合部の結び方が一番見栄え良く仕上がりました。
ご参考にどうぞ!
以上で、《シュラウド バックステイの張り方》の内容を終わります。
最後までご覧くださいまして、ありがとうございました。
次回は、ブレースを張り帆の角度調整で~す! お楽しみに…