
皆さんこんにちは
今回の記事は、下層の組み立てを 全て動画でご説明します。
それではどうぞご覧ください。
塗装前準備
柱は 塗りやすい様に、楊枝を刺して回しながら塗装します。
各 貫板は、両面塗装できる様に立てて貼り付けます。
羽目板は、寝かして貼り付けました。
各パーツの塗装
柱や貫板は、白塗装。
羽目板はゴールドで塗装、欄間や牡丹は筆で 描きます。
下層 柱の組み立て
柱と礎盤の貼り付けは、難しいです。
切り込みを入れた礎盤の取り付け方向に注意してください。
礎盤と礎石の名称は、曖昧ですのでご参考程度に…
下層 地覆の組み立て
地覆の両端をカットして礎盤をかわす様に取り付けます。
柱の歪みに、早速 ぶち当たりました!
腰貫が上手く入らないので、無理して押し込んだら、金剛柵が潰れて破損⁉
胴羽目 唐草塗装
唐草の胴羽目を白塗装して、枠は黒で塗りました。
貼り合わせて 下層の中央から取り付けていきます。
ゲージを使って、背中合わせで組み立てると良いでしょう。
大羽目 牡丹の塗装
下地は、ゴールド塗装。
牡丹は、細かい所まで 筆で塗り 綺麗に描くことが出来ました。
緑葉と枝を描くと、より一層 華やかになります。
欄間彫刻 塗装
欄間を細かい所まで 筆で塗りました。
錦鶏や鳳凰などの ご説明を、動画内でご紹介しておりますので ご参考にしてください。
(動画内のご説明は、陽明門を読み解くから 引用させて頂きました)
胴羽目 唐草 牡丹接着
やってしまった⁉
唐草模様の胴羽目と 牡丹を接着して下層に取り付けたら、位置が逆でした⁉ 後で付け替えますが、上手く取れるといいのですが…
頭貫 飾り金具の取り付け
頭貫 飛貫 腰貫 、飾り金具を貼っていきます。
狛犬側は、内側からも貼り付けるので忘れずに!
随身側の内側に貼ると 足りなくなりますので、ご注意を‼
柱 飾り金具の取り付け
柱に取り付ける金具は、丸く型を付けて貼り付けたいのですが…?
考えました!
筆を利用して型を作りました。
転がして作ってみたら、簡単に出来ました。
頭貫 唐獅子の接着
唐獅子の彫刻を塗装して、頭貫に接着します。
頭が出てると台輪に当たりそうなので、フラットに取り付けました。
細かいですが 唐獅子の爪や牙を、ゴールドで塗りました。
隠し金具 戸当たりの 取り付け
貫の反対側に付ける金具なので(釘隠しか、小口金具)だと思います。
柱の下に取り付ける金具は(柱根巻金具)で合ってると思います。
曖昧なので検索してみてください。
《錺金具 竹内》さんのホームページを ご参考に…
柱根巻金具 地覆隙間隠し金具 取付
柱根巻金具は、筆で丸みを付け カット調整して、柱に取り付けます。
礎盤と地覆の隙間も金具で隠します。狛犬側は内側から取り付けるので、やり辛いと思います。
最後にボンドの剥がし方を、ご紹介しています。
まとめ
- 柱を礎盤の中心に接着するのは、難しいです。
ゲージで位置を調整しながら、柱を立てるのも難しい! - 貫をゲージに貼り付けて、接着すれば良かったかな?
- 礎盤と礎石の名称は、曖昧ですのでご参考程度に…
参考資料には礎石と記載されているし、Googleで調べると礎盤で合ってる様です。 - やっぱり後の祭りになりました⁉
貫が入らないので無理して押し込んだら、先に取り付けた金剛柵が潰れてしまいました。それ以降は、削って調整しながら 貼り合わせました。 - 羽目板の塗装はどうですか?
牡丹は上手く塗れたと思いますが、取り付けが逆でした⁉
欄間彫刻は、細かすぎて何処に鳥が描かれているのか、分かりませんね? - 飾り金具は、予備がありません。
無くしたり、余計な所に貼り付けると 足りなくなります。
無くしたと思ったら、随身側を確認してみてください。 - 柱に取り付ける金具は、丸めて型を作ります。
8㎜の物を準備して、固めのスポンジなどの上で転がすと、楽に形が出来ます。
以上で、《下層 塗装 組み立て》の内容を終わります。
最後までご覧下さいましてありがとうございました。
次回は、扉の組み立てです。 お楽しみに!