皆さんこんにちは、今回の記事は 袖塀を組み立て、欄間彫刻を仮に合わせてみました。
レーザーで 彫刻された欄間彫刻は、精密で 非常に細かく加工されていますので そこだけでも見ていってくださいね~
(私の振袖も見てって~)
柱の準備
画像は 全て拡大できます
梁の部品です。
71,5mm 72,5mm 同梱しています。
C部品は薄いので、取り扱い注意!
柱と、梁の部品です。
63番は、土台の部品です。
63番と 64番は、2mm長さが違うので、部番を記入します。
バリ処理 凹部が合わず⁉
C部品にバリが!
薄いので、慎重にヤスリ掛けをします。
その他部品も、軽く 面取りを しました。
64番と 65番を重ねて取り付ける指示ですが、凹部が合いません⁉
加工不良かと思い、削って修正しようと試みたのですが、先に進めて様子をみます。
柱と梁を合わせます
噛み合わせが、固くて入らないので、ヤスリで削り 調整します。
柱側を削ってみましたが…
まずい!
凹部の奥が 削れてる~!
このまま削ると、組み合わせのときに、折れそうで怖い…
こちらが正解!
梁の側面をヤスリで削ります。
このやり方に気が付いて、良かったです。
無事に入り、仮組は完成しました。
袖塀の接着
分解しながら、接着していきます。
バラバラにすると、組み合わせを間違えるので、この方がいいと思います。
接着完成
歪みがありますので、ねじって修正します。
欄間彫刻
レーザーで 彫刻された欄間彫刻は、精密で 非常に細かく加工されています 。
孔雀と唐獅子が描かれています。
こちらは唐獅子の下側に取り付ける、彫刻です。
波が描かれています。
分解する前に
枠から切り離す前に、記号を書いておきます。
細かいですが、彫刻は それぞれ違います。
組み合わせで、塀の位置と向きが決まります。
袖塀も忘れずに 記入します。
欄間彫刻を、丁寧に切り離していきます。
バリも取ります。
取り付けの練習
無事に彫刻が入るか、仮付けしてみます。
右側の袖塀で、練習していきます。
後ろ側に反転すると、分からなくなります。
文字に騙されない様に取り付けます。
こんな感じで、欄間彫刻を取り付けていきます。
仮組み 完成画像
まとめ
- 梁の部品は、長さ違いがありますので 部番を記入しておきます。
バリがありますので、軽く面取りをします。 - 64番と 65番の凹部ですが、削って合わさなくても 無事に取り付けることが出来ました。
抱き合わせて組付けると、互いの中央で 位置が合う仕様でした。 - 柱と梁の組み合わせは、固いと思うので ヤスリで削って調整すると思いますが、柱の凹部を削るのはやめた方がいいです 梁の側面を削るのが正解です。
- 接着は、分解しながら貼り付けるのをお勧めします。
長さ違いがありますので、間違えない様に気を付けてください。 - 欄間彫刻は切り離す前に、記号を記入しておきます。
細かいですが、【陽明門を読み解く】の写真集を参考にして 記入しました。 - 取り付けの練習も お勧めです。
反転すると分からなくなるので、袖塀にも 記入しておきます。
以上で、《袖塀の仮組み》の内容を終わります。
最後までご覧下さいまして、ありがとうございました。
次回は、袖塀の屋根を合わせます。 お楽しみに!