
こんにちは!
ウッディジョーの「1/50 日光東照宮 陽明門」がついに完成しましたが、今回はさらに作品の格を引き上げるため、「ジオラマ化計画」を始動しました!
今回の主役は、陽明門の石段脇を鮮やかに彩る「さつき」の自作です。
100円ショップのビニタイや ティッシュ、タミヤの塗料瓶など、身近にある道具や素材を使って、骨組みから手作りしました。
それでは、どうぞご覧ください!
- 【動画で見る】陽明門ジオラマ化計画・さつき制作編
- さつきの「サイズ決定」までの試行錯誤と黄金バランス
- 爪楊枝を軸にした 骨組みの固定と 形状アレンジのコツ
- 【リカバリー動画】大ピンチ!後から軸を突き刺す決死の荒業
- 試行錯誤の末に閃いた「ティッシュ作戦」での肉付け
- 【検証動画】まさかの無駄骨⁉ 茶色に塗装しましたが…
- スプーン振りかけは大失敗❌ タッパー突っ込みで豪快盛り付け⭕ 水浸しはNG⁉️
- ボンド選びとフォーリッジの豪快な「手掴み盛り付け」のコツ
- 【実践動画】ボンドの塗り方とフォーリッジの盛り付け作業
- 海外製素材の洗礼⁉️ 紅葉再現にウキウキで購入した「ウッドランド F1135」を開封してみたら…
- 【激怒】中身がぺしゃんこで大失敗⁉️ 謎のプラ製パーツと潰れた素材の正体
- 捨てたら大損❌ ザルで濾す「秘密の荒業」で使い物にならないゴミが 神パウダーへ大復活!
- 手でちぎるブレンド作戦!しかし思わぬ「スケール感の壁」が…
- 【検証動画】何がダメだった?失敗したさつきを色々な角度から大解剖
- 【大完成】奥行きを生む配置と、リアルすぎる松の根元
- 【ジオラマの全貌】陽明門を引き立てる、紅葉の楓と敷き詰めた砂利
- 【次回予告】銅線が化ける⁉ 驚異の職人技で挑む「霧島つつじ」
- 【重要】自分で作る人のための「注意点・反省点」まとめ
【動画で見る】陽明門ジオラマ化計画・さつき制作編
まずは100均素材がリアルな植物へと生まれ変わる「4分半のメイキング動画」をぜひご覧ください。
ナレーションはありませんので、心地よいピアノの音楽とともに、職人の手元で みるみる形が出来上がっていく ワクワク感をお楽しみいただけます。
動画の最後には、完成したジオラマの美しい全体像や、次回予告のチラ見せもありますのでどうぞ最後までご覧ください!
さつきの「サイズ決定」までの試行錯誤と黄金バランス
市販品ではこの絶妙なスペースにフィットするボリュームを作るのは不可能です。
100均のビニタイやティッシュなどの身近な材料を使い、完全に計算して1から手作りしています。
今回はこの超リアルな「さつき」の製作工程を詳しくご紹介します!
まずは さつきの骨組み作り。
最初は、瓶の蓋をガイドにして丸く形を作りました。
(色々な 丸い物で作ってみました… ご参考に)
実物のさつきは膝丈(約50cm)ほどなので、1/50スケールだとわずか1cm しかし本物通りに作ると、巨大な陽明門の横では小さすぎて存在感が消えてしまいます。
こうした実物の模型(陽明門)と現物合わせを繰り返しながら、絶妙な「見栄えの黄金バランス」を探っていく試行錯誤も、ジオラマ作りの醍醐味ですね。
詳しい作り方は動画でも解説していますが、まずはこのキャップの直径に合わせて丸めたビニタイを3本切り出して用意します。
身近な定番の道具をガイド代わりにするだけで、バラつきなく正確に「さつき」の輪郭のベースを揃えることができます。
爪楊枝を軸にした 骨組みの固定と 形状アレンジのコツ
爪楊枝への巻き付けと形の調整
用意した3本のビニタイの輪を、幹となる爪楊枝へ 根本から巻き付けて固定していきます。
爪楊枝は、飾り台に植え込む際の軸となります。(実はこの後に、後から気が付いた、とっておきの「リカバリー動画」もあるのでお楽しみに!)
【お勧めポイント】
ただ一様に巻くのではなく、巻き付けの深さや角度を微調整することで、仕上がりの大きさに変化をつけ、色々な形を作っていきます。
このひと手間を加えることで、全てのさつきが同じ形にならず、実物のような自然で豊かな表情をジオラマの中に生み出すことができます。
ここで最大の注意点があります!
軸にしている爪楊枝は、絶対に短く切りすぎないようにしてください。
完成後に飾り台(地面)へ植え込んでしっかり固定する際、この爪楊枝の「長さ」で不揃いな高さを調整し、後でカットしていきます。
ボンド固定と骨組みの完成
爪楊枝の軸を若干ずらし、接着面にボンドを塗布して固定します。先端がビニタイの頂点にくるように、位置を調整します。
この軸の位置調整が、後できれいな丸みを作るための大切な仕込みです。
【リカバリー動画】大ピンチ!後から軸を突き刺す決死の荒業
まだ作り始めの頃、ビニタイを丸めて フォーリッジまで完全に完成させた後の事件簿⁉
飾り台に取り付ける「軸(爪楊枝)」のことを忘れていたお茶目な大失敗をやらかしました。
そこで、後からビニタイを強引にほぐし、無理やり爪楊枝を突き刺すという、今思えばかなりの「荒業」でリカバリーに挑戦!
果たして、壊さずに上手く挿入できたのか……?
ハラハラの結果は、ぜひこちらの動画で確かめてみてくださいね!
試行錯誤の末に閃いた「ティッシュ作戦」での肉付け
フォーリッジを載せる面積を増やすため、試行錯誤の末に思いついたのがこのティッシュ作戦!
しかし手触りの良いティッシュは、ハサミで丁寧に丸く切ろうとすると刃が引っかかり、思うように切れない手強い相手です。
ご覧の通り、いびつに切れてしまいました!
ん〜何かいい方法は無いですかね…… と 頭を抱えながら、職人の試行錯誤はまだまだ続きます!
【検証動画】まさかの無駄骨⁉ 茶色に塗装しましたが…
ティッシュが透けるのを防ぐため、あらかじめ茶色に塗装している様子をこちらの動画で公開しています。
……が、実はこの作業、後から考えると完全に「無駄」でした!
理由はフォーリッジを盛り付けたらティッシュが1ミリも残らず隠れてしまったからです(笑)。
スプーン振りかけは大失敗❌ タッパー突っ込みで豪快盛り付け⭕ 水浸しはNG⁉️
最初は、スプーンを使って振りかけていましたが、ほとんどが、くっ付かずに落ちてしまい、またもや無駄な作業⁉
というわけで、ここからはフォーリッジを惜しげもなく大量投入する、またまた豪快な「荒業作戦」へ突入だ〜!
最後は、薄めた木工用ボンドで馴染ませようと試みたが、フォーリッジが剥がれ落ちてしまい 拾い集めてたら、ビシャビシヤになった根本のティッシュも 剥がれる始末に⁉
【汚い動画で スミマセン】
ボンド選びとフォーリッジの豪快な「手掴み盛り付け」のコツ
ここからが本番!
ここで登場するのが、鉄道模型用として信頼の厚いTOMIX フォーリッジ(ダークグリーン)です。
細かいスポンジ形状で、市販の完成品ミニチュアツリーには絶対に出せない、本物そっくりの生け垣の「モコモコとした立体感」や「深い緑の密集感」を再現できます。
これを、出し惜しみすることなく贅沢に大量投入して一気に盛り付けしていきます!
ちなみに、今回 さつきを12個作って、一袋全部 使い切りました。(ご参考に)
フォーリッジの接着には、コニシ ボンド Gクリヤーが断然おすすめです!
なぜなら、通常の木工用ボンドだと、せっかく盛り付けた フォーリッジが自身の重さでポロポロと落ちてしまう羽目になるからです。
速乾性で強力なGクリヤーを、ティッシュの土台に惜しげもなく塗りまくります。
透明に乾くため、はみ出しを気にせず豪快に塗っていけるのも、このボンドの大きな強みです。
もう思い切ってフォーリッジの山の中に突っ込み、手でガシガシと力強く盛り付けてやりました! この豪快な荒業こそが、隙間なく美しいモコモコ感を生み出し、しっかりと接着させるための最大の秘訣です。
【実践動画】ボンドの塗り方とフォーリッジの盛り付け作業
言葉や写真だけではどうしてもお伝えしきれない、Gクリヤーを豪快に塗る量や、フォーリッジを手掴みでガシガシと力強く押し付けていくリアルな手元の動きを、こちらの動画に分かりやすくまとめました。
職人の微妙な力加減や、みるみるモコモコになっていく爽快なプロセスの映像は、ジオラマ作りにおいて最高の参考書になるはずです。ぜひじっくりとご覧ください!
海外製素材の洗礼⁉️ 紅葉再現にウキウキで購入した「ウッドランド F1135」を開封してみたら…
紅葉素材の紹介と失敗談
紅葉の再現用に、ウッドランド製の「ファインリーフ・フォーリッジ(フォールミックス)」を購入しました。
……が、開封して ビックリ‼
なんと中身がぺしゃんこに梱包されていて、そのままでは全く使い物になりません!
【激怒】中身がぺしゃんこで大失敗⁉️ 謎のプラ製パーツと潰れた素材の正体
動画では、赤や黄色の葉と一緒に「謎のプラ製の枝」が1本入っている中身の様子を詳しくレビューしています‼(激怒)
完全に失敗したと思いましたが、この後、ザルを使った「ある荒業」で見事に大復活を遂げます!
捨てたら大損❌ ザルで濾す「秘密の荒業」で使い物にならないゴミが 神パウダーへ大復活!
使い物にならないと諦めかけましたが、無駄にはしたくありません。
そこで怒りを抑え、震える手で キッチンのザルを使って、ペシャンコだった高級素材を豪快にすり潰し、細かく美しいパウダーへと生まれ変わらせます。
するとどうでしょう!
赤、オレンジ、黄色、そして元の緑が絶妙に混ざり合う、最高にリアルな粉パウダーへと大変身しました。
これを使って、さつきの表面に色を乗せていくことで、見事な「ウェザリング」が完成するわけです!
手でちぎるブレンド作戦!しかし思わぬ「スケール感の壁」が…
【検証動画】何がダメだった?失敗したさつきを色々な角度から大解剖
写真だけでは伝わりにくい、「手でちぎった紅葉素材の塊がどれくらい不自然に見えてしまうのか」を、こちらの動画で多角的にご紹介しています。
1/50スケールにおける「花パウダーの粒の大きさ」がいかに全体のリアリティを左右するかが、映像を通して一目瞭然でお分かりいただけるはずです。
職人のリアルな試行錯誤の様子を、ぜひ動画でじっくりとご覧ください!
【大完成】奥行きを生む配置と、リアルすぎる松の根元
ついに「さつき」が完成です!発泡スポンジを土台にし、爪楊枝の軸を刺して並べてみました。
前面に5本、背面に7本と密度を変えて配置することで、ウッディジョー陽明門の階段脇に圧倒的な奥行き感を演出しています。ザルで極限まで細かくした特製パウダーの花も見事に咲き誇りました。
【ジオラマの全貌】陽明門を引き立てる、紅葉の楓と敷き詰めた砂利

こちらも完全なネタバレになりますが(笑)、
正面全体の完成写真です!ウッディジョーの陽明門の左側を彩る、手作りの「楓(かえで)」の鮮やかな紅葉と、足元に美しく敷き詰めた「砂利」の質感はいかがでしょうか。
石段の隅にハラハラと散る落ち葉まで、リアルな情景を徹底的に追求しました。
今回ご紹介した「さつき」が組み合わさることで、至高のジオラマがついに姿を現します。
こちらも公開までしばらくお待ちくださいね!
【次回予告】銅線が化ける⁉ 驚異の職人技で挑む「霧島つつじ」

次回は、陽明門の右側を彩る「霧島つつじ」の制作編をお届けします。
実はこの複雑に絡み合う見事な枝ぶり、なんとすべて「銅線」を1本ずつよじって手作りしたものです!
驚きの職人技の全貌は、次回の記事でたっぷりご紹介します。
なお、私が制作の参考にした本物のつつじの美しい樹形や、プロの素晴らしい動画は、こちらの参考画像元サイトや参考YouTube動画から直接ご覧いただけます。
【重要】自分で作る人のための「注意点・反省点」まとめ
今回、1から試行錯誤して「さつき」を自作する中で分かった、リアルな反省点と重要な注意点をまとめました。これからジオラマ作りに挑戦する方は、ぜひ以下のポイントを参考にしてください!
【サイズ選びの罠】瓶の底サイズは大きすぎた!
最初はボリュームを出そうと「瓶の底」を使って骨組みを作りましたが、1/50スケールに対して巨大になりすぎ、石柵を超えて大失敗しました。陽明門の階段脇には**「タミヤのアクリル塗料瓶のキャップ」の直径が黄金サイズ**です。
【スケール感の引き算】本物通り(1cm)だと存在感が消える!
実物のさつきを1/50に計算すると約1cmですが、大迫力の陽明門の横では小さすぎて存在感が消えてしまいます。「実物よりあえて少しだけ大きく作る」という現物合わせの引き算が、ジオラマを映えさせる秘訣です。
【軸の残し方】爪楊枝は絶対に短く切らない!
ビニタイの余分な部分をカットする際、軸にしている爪楊枝まで短く切ってしまわないよう要注意です。完成後に飾り台へしっかり植え込んで固定するための大事なマージン(軸)になります。
【ティッシュ肉付けの難所】水で薄めたボンドは破れのもと!
ビニタイの根本を処理するために水で薄めた木工用ボンドでティッシュを湿らせたら、ティッシュが柔らかくなりすぎてビニタイの尖った骨に沿って破れてしまいました。水分量には細心の注意が必要です。
【塗装の無駄骨】ティッシュの茶色塗装はやらなくてOK!
ティッシュの白が透けるのを恐れて、わざわざ事前に茶色に塗装をしましたが、これは完全に無駄な作業でした。後からフォーリッジを山盛り接着すれば、ティッシュの土台は1ミリも見えなくなるほど完全に隠れます。
【ボンドの選択】木工用ボンドだと葉がボロボロ落ちる!
フォーリッジを固定する際、通常の木工用ボンドだと素材の重さに耐えきれず、せっかく盛り付けた葉がボロボロと脱落してしまいます。
速乾・強力で透明に乾く**「ボンドGクリヤー」を惜しげもなく塗りたくるのが大正解**です。
【盛り付けの荒業】スプーンはNG、手掴みでガシガシ押し付ける!
最初はスプーンで恐る恐るフォーリッジを振りかけましたが、ほとんど接着せずに落ちてしまいました。もう思い切って、フォーリッジの山の中にパーツごと突っ込み、手掴みでガシガシ力強く押し付けるのが一番綺麗に密集します。
【素材の罠】手でちぎった紅葉素材は粒が大きすぎる!
ウッドランド製の紅葉素材をそのまま手で細かくちぎってブレンドしたら、素材の塊が大きすぎて1/50スケールのさつきの「花」には見えず大失敗しました。
【大逆転の解決策】ぺしゃんこ素材は「ザル」で濾して極小パウダーにする!
海外製の梱包でぺしゃんこに潰れていた紅葉素材(赤・黄・オレンジ)ですが、
**「キッチンのザルに入れて手でゴシゴシ濾す」**
ことで、最高にリアルな極小のブレンド花パウダー(ウェザリング粉)へと生まれ変わらせることに成功しました。
身近な100均素材から始まったさつき作りですが、度重なる失敗や海外製素材のハプニングを乗り越え、最終的には陽明門の荘厳さに負けない最高のリアルさで開花させることができました。
こうした試行錯誤のプロセスこそが、ジオラマ作りの一番の醍醐味です。
この記事や動画が、みなさんの模型作りの参考になれば幸いです。最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!
次回は、陽明門の背面側を彩る「霧島つつじ」の制作編をお届けします。
それでは、次回の更新までしばらくお待ちくださいね。また模型部屋でお会いしましょう!
































