カティーサークを作る《フレーム組み立て》【1/80 帆船模型製作記 Vol.2】

このページでは、アフィリエイト広告を利用しています。

カティサーク船底キール すき間
帆桜
帆桜

こんにちは、帆桜です。

今回の記事は、フレームの組み立てから船底キールの取り付けまでを進めていきます。

ですが、さっそく問題が発生……!
フレームが歪んでしまって、キールとの間にすき間ができてしまいました!

果たして無事に修正できるのか……!?

それでは、どうぞ!

フレーム組み立てと船底キールの取り付け

画像はすべて拡大できます。

ウッディジョー 1/80 カティーサーク マスト受けフレームと格子状フレームの仮組み

■ パズル感覚で楽しい!フレームの仮組み

組み立てのポイントとして、真ん中にある「マスト受けフレーム」も忘れずに組み込んでおきます。

複雑にパーツが噛み合っていくので、まるで立体パズルを組んでいるみたいで最高に面白かったです!

【重要】 全体の直角と平行がしっかり出ているかを慎重に確認したら、合わせ面の横から木工用ボンドを流し込んで固定していきます。

ウッディジョー 1/80 カティーサーク 船体フレームとパテ修正済み船尾ブロックの結合

■ 船尾フレームの合体!のはずが……!?

前回、パテを使ってじっくりと形を仕上げた、あの自慢の船尾フレームをいよいよ本体へと合体させます!

ここまでは順調、バッチリきれいに繋がったように見えたのですが(ガガ~ン!?!?)
まさかの接着大失敗〜ィ

しっかり固定したつもりが、次の工程に進んだところで、恐れていた「あの部分」に大きな隙間が空いてしまいました……。

一体どこに隙間ができてしまったのか、そしてどうやってこの絶望的な状況をリカバリーしていくのか!?

恐れていた事態発生!見事なまでのすき間が……(汗)

ウッディジョー 1/80 カティーサーク 船底キールとフレームの段差による隙間

■ うぇ~!またまたハプニング発生‼

恐る恐る船底キールを合わせてみたら、なんとここにも謎のすき間が……!?

よく見てみると、右上のとんがり部分から2mmくらい高くなってしまっています!

2mmのズレは模型作りにおいて大問題。一体なぜこんなことになってしまったのか……。最初から一筋縄ではいかないカティーサークに、完全に振り回されています!

龍蔵
龍蔵

また~ オメー すき間だらけじゃねーかー!

ウッディジョー 1/80 カティーサーク 船底キールを2mm削り修正してフラットになった結合部

■ 船底キールを削って力技のリカバリー!

どうしたものかと、しばらく腕を組んで考え込みました……。

出した結論は、浮いてしまっている船底キールを力技で2mm削るという修正作戦!

慎重に削りを入れた結果、気になっていた右上のとんがり部分も綺麗なフラットになり、とりあえずはピタッと収まって一安心。良かったです!

しかし……ここで無理やり帳尻を合わせた【2mmのズレ】が、この先の組み立てにどう響いてくるのか!? 今からちょっとビクビクしています。

剣司
剣司

オメ~ 水平 ちゃんと見たのか?

俺の剣にまかせな! 《シャキ シャキーン》

ウッディジョー 1/80 カティーサーク 各フレームの角のR(アール)削り加工と外板の仮合わせ確認

■ フレームのR(アール)削りと段差のチェック

次は、各フレームの角を丸く(Rに)削っていく工程です。

外板を何度もあてがって合わせながら、不自然な段差ができていないかを慎重に確認していきます。

きれいに貼るための とても大切な下地処理。削りすぎないように、手の感覚を頼りに少しずつ進めていきます!

船首バウスプリット加工とテーパー削りのコツ

【帆船模型】マストの削り出しはドリルにお任せ!簡単・綺麗な加工術 Cutty Sark Sailing Ship Wooden Model

次は、船首のバウスプリット加工に入ります。丸棒を先細り(テーパー)になるように削っていく作業です。

まずは、簡単にできる 加工の動画をご覧ください。

このように、ドリルに丸棒をセットして回転させながら削っていくと、手で削るよりも圧倒的に楽に、きれいに仕上がります!

⚠️注意‼
回転の摩擦で指がめちゃくちゃ熱くなります!
また、手を保護するために軍手を使う場合は、ドリルへの巻き込まれにくれぐれも注意してください!

ウッディジョー 1/80 カティーサーク バウスプリットの原寸図に削り寸法を書き込んだ状態

■ バウスプリットをきれいに削るための事前準備

テーパー(先細り)に削るときのコツは、あらかじめ原寸図に削りたい部位の寸法を3〜4カ所書き込んでおくことです!

図面に こうして直接数値をメモして、一気に削りすぎを防ぐための、とても大切な一手間です!

ウッディジョー 1/80 カティーサーク ノギスを使ったバウスプリットの削り直径寸法計測

ドリルで少しずつ削り進めながら、「いま何ミリまで削れているか」をノギスで何度も測って、細かく数値をチェックしていきます。

図面に書いた目標の太さにピタッと合うまで、この「削っては測る」の繰り返しですが、緊張感がありつつも楽しい作業です!

ウッディジョー 1/80 カティーサーク バウスプリットとブロック結合部の丸み加工および溝掘り

続いて、ブロックの下側をバウスプリットの丸みに合わせながら、削って 丸く加工していきます。

お互いのパーツが隙間なく合体できるよう微調整を繰り返したら、原寸図をしっかりと確認しながら左右に溝を掘っておきます。

ウッディジョー 1/80 カティーサーク 船首キール被覆材へのバウスプリットとブロックのすり合わせ確認

船首に仮付けしながら、キールの被覆材にピタッと合わせながら慎重に削っていきましょう!

ブロックの下側に外板を実際に合わせてみて、掘った溝の深さが適切かどうかも厳しく確認します。

パーツ同士がピタッと隙間なく合わさると、それまでの苦労が吹き飛ぶくらい気持ちいい瞬間です!

バウスプリットの穴あけとフック加工のコツ

ウッディジョー 1/80 カティーサーク ノギスを使った0.5mmフックパーツの寸法計測

続いての工程は、バウスプリットへの穴あけ作業です。ここにフックを取り付けるための穴を、先にあけておきます。

船体にバウスプリットを取り付けてからだと位置が下になるので、単体の状態で 今のうちにやっておくのが絶対におススメです!

ちなみに、画像のノギスで計測しているのは、今回取り付ける0.5mmのフックパーツ。

こうしてあらかじめ パーツの太さを正確に測っておくことで、穴あけのドリル刃のサイズ選びで失敗しなくなります!

ウッディジョー 1/80 カティーサーク ノギスを使った1.5mmドルフィンストライカーの寸法計測

こちらのドルフィンストライカーのパーツは、ノギスで測ると1.5mmです。

こうして細かい金属パーツの太さも一つひとつ正確に測って確認していきます。

慎重に穴あけ加工を進めていきましょう!

ウッディジョー 1/80 カティーサーク バウスプリットとドルフィンストライカーの原寸図への仮合わせ確認

事前にあけた穴にパーツを差し込んで、原寸図の上に合わせてみます。

結果は……OK!ここまでは、いい感じ!

図面のラインともズレることなく、バシッと決まると本当に気持ちが良いですね!

龍蔵
龍蔵

たまには、上手くやるじゃねーか!

これで船も、まっすぐ進むなー。

ウッディジョー 1/80 カティーサーク 垂直確認のためにドルフィンストライカーを仮付けした船首の様子

さて、ここでクイズです。
なぜ、船体に固定する前に この段階で、わざわざドルフィンストライカーを仮付けしたか分かりますか?

……そうです!バウスプリットの「垂直」を正確に見るためでした‼

こうして長いパーツを基準にすることで、目視でもズレや傾きが一発で分かるようになります。

垂直がばっちり決まれば、これで迷うことなく簡単に接着ができますよね!
ちょっとした工夫で作業がグッと楽になる、おススメのテクニックです。

第2回のまとめ(帆桜船長の制作アドバイス)

今回はハプニングから始まり、新しい発見まで盛りだくさんの工程でした!ここで帆桜船長からの制作アドバイスをまとめます。

まず、船尾フレームの取り付けについて。こちらは、事前に船底キールを仮付けしてしっかり確認してから接着した方がよさそうです。あっちを直せばこっちが浮く……なんてすき間だらけの罠にハマらないための大切なポイントです!

次に、バウスプリットの加工。丸棒をきれいなテーパー状にするには、やっぱりドリルを使って一気に削るのが圧倒的におススメです。

そして最後に、フックの穴あけ作業。
「あとから下を向いて穴をあけるのは絶対に厄介だな……」と思って先に加工してみたのですが、これが大正解!
フックを先に仕込んだことで、ドルフィンストライカーを使ってバウスプリットの垂直がバシッと確認できることに気が付きました。

「先回りの穴あけ」から生まれたこの垂直確認テクニック、今回の作戦は大成功でした!

以上で、『カティーサークを作る《フレーム組み立て》【1/80 帆船模型製作記 Vol.2】』の内容は終わります。
最後までご覧くださいまして、ありがとうございました!

次回は、外板張り前半です。
なんと、ガッポリと外板にすき間が空いてしまって、その修正が本当に大変でした……(泣)。

次回のVol.3もどうぞお楽しみに!

Copied title and URL