㉒≪ カティサークを作るぞ‼《ヤード穴あけ・テーパー 加工》

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カティサーク ヤード 組み立て完成
帆桜
帆桜

こんにちは、帆桜です。
前回 途中で断念した、⑲ページ《ヤード加工》~ のつづきです。
今回は完成させないと、先に進まないので頑張ります。

おすすめ動画

ロープの張り方、結び方を分かりやすく動画にまとめました。

帆船模型 カティサーク【ラットライン結び方 】Cutty Sark sailing ship model
     大好評 ラットラインの張り方
帆船模型 カティサーク【デッドアイ ロープの張り方 】Cutty Sark Sailing Ship Wooden Model
      デッドアイ ロープの編み込み
        こちらも 好評動画です。

YouTube始めました。

ヤード穴開け~ つづき

画像はすべて拡大できます

カティサーク ヤード マストに仮付け

本当に穴の数は多いいし、テーパー加工も大変でした。

このヤードも、穴の開け忘れがありました!

前回から約2カ月が経ちましたが、飽きない様に頑張ります。

龍蔵
龍蔵

フレ~ フレ~ 帆桜!
ガンバレ ガンバレ 帆桜‼

土台の準備

側面の線を、真っ直ぐに引ける土台を準備します。

カティサーク マスト穴開け準備 土台作製

前回作った、V字の土台です。
6φまで使えます。

カティサーク 5φヤード 2.3mmの土台

5φのヤードは、2.3mmの土台で、丁度よかったです。

カティサーク 4φヤード 1.6mm土台

4φは、1.6mmの土台で、まぁ~OKかな?

段々雑になってきた⁉

カティサーク 3φヤード 1.5mm土台

3φは、1.5mmの土台で、”ん~⁇

多分これは、失敗する羽目になると思います…

先端の 中心線

カティサーク 4φヤード 先端けがき

土台+けがき線の太さになるので、上手く線が引けませんでした。

これは、シャーペンの芯0.5を使用。

丁度いい端材が無かったので、仕方ありませんね。

カティサーク ヤード 先端穴開け

先端の穴は、ヤードを立てると開けやすいですよ。

木材に、3,4,5,6,mm の穴を開けて、立てます。

クギの穴は0.5mm なんですが、すぐにドリルの刃が ポッキリ折れました! 
で これは、0.6mmで開けました。

剣司
剣司

ポッキリじゃね~ぞ!
ちゃんと、ど真ん中に 穴あけろよな!

カティサーク ヤード先端 フック仮付け

スタンスルブーム取り付け金具の穴は、1mmで開けました。

中心に開けないと、後でとんでもない事に!

カティサーク スパンカーガフ ロープ穴・チェーン取り付けフック

スパンカーガフの、ロープ穴と チェーン取り付けは、特に 細かく説明されてないので、絵表示を参考にします。

ロープの穴を、0.8mmで開けます。

チェーンは カットして、糸で結びます。

カティサーク ヤード先端 クリューライン通し穴忘れずに

クリューライン
絞帆する時に帆を引き上げるロープ 

この穴忘れてました。

マストに取り付けた後に穴を開けるのは、大変ですからね。

気が付いてよかったです。
他にも忘れてる所が無いか、心配です。

ヤード テーパー 加工

カティサーク ヤード テーパー加工 当て板を使って削る

さて…

前回、指が摩擦で痛かったので、当て板を使って削ってみます。

カティサーク ヤード テーパー加工 ペーパをクリップで挟んで削る

ペーパをクリップで挟んだり、色々工夫して、飽きないように加工します。

でも、約10本加工した所で肩が張って、やはり つづかない…

マスト・ヤード加工動画です。

ドリルを使って簡単に削れます。

でも、数が多いいので 飽きてきます。

頑張って作業してください‼

剣司
剣司

おい! お前 ムリするなよ… 骨を折るぞ!
ゆっくり、休みながらやらねーと、ま~た とんでもねーことが起こるぞ‼

カティサーク ヤード加工面 キズ防止テープ貼り付け

両端を削るときは、加工したらキズが付かないように、テープを巻きます。

せっかく加工したのに、キズ付いたら嫌ですからね。

でも、この後ヤバイ事に!

カティサーク スタンスルブーム 取り付けフック位置合わせ

当て板を使うと 早く、テーパーに加工が出来ますが、削りすぎに注意!

スタンスルブームの加工は、 取り付けフックを合わせながら削りましょう。

やってしまった!

カティサーク ヤード ドリル側 テーパー加工部折れ

一番太くて長いヤードを、力みすぎて ポッキリ折ってしまった!

6φ×300mm,のヤードを、片側から仕上げていきます。

その部分にテープを巻き、反対側を加工してる最中にやってしまった。

剣司
剣司

お”~い‼ あれほど注意したのになにをやってる!
さっきも ポッキリじゃねーって言っただろ…

ちゃんと修正はできんのか? 予備は無いぞ!

カティサーク ヤード加工面 キズ防止テープ厚めに張る

18mmのテープを、らせん状に巻いたのが、今回の失敗でした。

回転している摩擦で、粘着面が溶け テープがずれて、ヤードの先が ブルン ブルン暴れ出して、ねじ切れた感じでした!

で、これは50mmのテープを丁寧に巻きました。

カティサーク ヤード テーパー加工 ドリルのチャックを締める

太いヤードだと、どうしても力むので、滑ります。

クランプ痕が付くのが嫌だったので、最初 手締めでやってました。
これも原因のひとつでした。

テープを厚めに巻き、弱めにチャックを締めます。

カティサーク ヤード先端 穴開けのズレ

これは、先程開けた スタンスルブーム取り付け金具の、穴がずれていて、テーパーに削ったらこんなに、なってしまった!

先端の、けがき線と 穴を中心に開けるのは、難しい!

カティサーク ヤード,テーパー加工完成 原寸図に貼り付け

はぁ~ やっと、テーパー加工が終了!

2本だけの失敗で済み、残りのヤードは無事に成功。

番号順に、原寸図に貼り付けると分かり易いですよ。

ヤード 組み立て

フートロープ取り付け金具

カティサーク ヤード フートロープ取り付け金具 寸法確認

19ページでは、銅線を使って寸法を測ってましたが、何本か曲げて分かりました。

先端の寸法は、全数 15mmが丁度よかったです。

カティサーク ヤード フートロープ取り付け金具 180度折り曲げ

180度折り曲げ、この部位は10mmです。

各ヤードの太さで、折り曲げ寸法が変わりますが、原寸図に合わすと、大体そろってます。

折り曲げると塗装が剥がれますので、後塗りがいいかも!

カティサーク ヤード フートロープ取り付け金具 瞬間接着

曲げたら金具を少し出し、瞬間接着剤を塗り、素早く引っ張ります。

塗装が剥がれた所には、マジックで修正。

出代をカットして、完成。

フートロープの張り方

カティサーク ヤード フートロープ 先端に巻き結び

ヤードの先端に巻き結びを作り、薄めた木工用ボンドを浸透させます。

ロープの張りが強いので、この状態で塗布すると、ロープが柔らかくなります。

カティサーク ヤード フートロープ 一重結び

ロープを長めに切り、金具に通し、一重結びを作ります。

カティサーク ヤード フートロープ クギで固定

クギの頭に結び目を掛け、原寸図に合わせ、たわみの調整をします。

整ったら、クギに瞬間接着剤を塗り、末端を引っ張ります。

カティサーク ヤード フートロープ くせ付け

たわみのロープ癖は、薄めた木工用ボンドを、塗布すると形がキレイに整います。

ロープの末端をカットして完成です。

カティサーク ヤード フートロープ クロス位置

クロス部は、向きに注意します。

金具側にクロスして、ロープを張ります。

スタンスルブーム取り付け金具

カティサーク ヤード スタンスルブーム取り付け金具 寸法確認

これも、一発で曲げたい!

トップスル・ゲルンスルは、7mm、ロアヤードは、8.5mmでペンチに挟み、90度に曲げます。

穴の深さに合わせ、カットして接着します。

カティサーク ヤード先端 金具取り付け

穴あけに失敗した部分です。

カティサーク ヤード先端 金具取り付け

カットモデルみたい?

パテ修正も面倒なので、このまま仕上げます。

龍蔵
龍蔵

バッキャロ~!
骨が折れた レントゲン写真か?

ブロック 準備

カティサーク ヤード ブロック準備

楊枝を使って仮結びを作り、シングル・ダブル滑車を締め付けます。

ロープは長めに切ります。
約100mmぐらいで、カット。

クリンチノット結び方の、動画です。

滑車の締め付けに 便利です。

簡単に出来る、結び方ですので、ご参考にして下さい。

ヤード 組み立て完成

カティサーク ヤード ブロック取り付けて完成

原寸図を確認して、ブロックを取り付けます。

シングル・ダブル滑車の取り付けは、向きと寸法をよく確認して、巻き結びで縛ります。

巻き結びの 作り方
この記事は、巻き結びの作り方を、分かり易く静止画と動画に、まとめました。どうぞご視聴ください。

まとめ

  • 土台の準備は、皆さんも色々試してみて下さい。
    先端に十字線、側面に 水平線を引くのは難しい!
    特に先端の穴は中心に開けないと、後で失敗します。

  • クリューライン 絞帆する時に帆を引き上げるロープ 
    この穴忘れずに!
    説明書には、マストに取り付けた状態で開けることになってます。

  • テーパー加工は、本数が多いいので大変でした。
    摩擦で指が、かなり痛くなります。
    当て板を使うと楽に仕上がりますよ。

  • 太いヤードは、どうしても 力んで削ってしまいます。
    両端を削るときは、片側が細いので折れないように!
    (悪い見本を参考にして、作業してください)

  • フートロープ
    金具は15mmで曲げ、原寸図で確認すると 大体の位置が揃ってます。
    ロープは長めにカットして クギに結び、引っ張りながら調整します。
    クロス部は、向きに注意します。

  • ブロックを取り付けて完成
    クリンチノットを作り ブロックに掛け、締め上げます。
    ロープは長めに 約100mm位でカットして、ヤードに巻き結びで縛ります。
    シングル・ダブル滑車を間違わないように取り付けます。

以上で、《ヤード穴あけ・テーパー加工》の内容を終わります。
最後までご覧下さいまして、ありがとうございました。
次回はマストにヤードを仮組みします。 お楽しみに!

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