こんにちは、帆桜です。
前回 途中で断念した、⑲ページ《ヤード加工》~ のつづきです。
今回は完成させないと、先に進まないので頑張ります。
ヤード穴開け~ つづき
画像はすべて拡大できます
本当に穴の数は多いいし、テーパー加工も大変で、厄介者です。
← これも、穴の開け忘れがありました!
前回から約2カ月が経ちましたが、飽きない様に頑張ります。
フレ~ フレ~ 帆桜!
ガンバレ ガンバレ 帆桜‼
土台の準備
前回作った、V字の土台です。
6φまで使えます。
5φのヤードは、2.3mmの土台で、
丁度よかったです。
4φは、1.6mmの土台で、まぁ~OKかな?
3φは、1.5mmの土台で、”ん~? ずれる??
土台+けがき線の太さになるので、上手く線が引けませんでした。
これは、シャーペンの芯0.5を使用。
丁度いい廃材が無かったので、仕方ありませんね。
先端の穴は、ヤードを立てると開けやすいですよ。
木材に、3,4,5,6,mm の穴を開けて、立てます。
クギの穴は0.5mm… なんですが、すぐにドリルの刃が ポッキリ折れました!
で これは、0.6mmで開けました。
ポッキリじゃね~ぞ!
ちゃんと、ど真ん中に 穴あけろよな!
スタンスルブーム取り付け金具の穴は、1mmで開けました。
中心に開けないと、後でとんでもない事に!
スパンカーガフの、ロープ穴とチェーン取り付けは、特に 細かく説明されてないので、絵表示を参考にします。
ロープ中黒の穴を、0.8mmで開けます。
クリューライン
絞帆する時に帆を引き上げるロープ この穴忘れてました。
マストに取り付けた後に穴を開けるのは、大変ですからね。
気が付いてよかったです。
他にも忘れてる所が無いか、心配です。
ヤード テーパー 加工
今日は雨… 土日は加工に専念します。
皆さんは、海の日にお出かけになりましたか?
7/16 で、コロナ感染者・全国で11万675人ですって!
今回は感染が早いですね!
さて… 前回、指が摩擦痕で痛かったので、当て板を使ったり、ペーパをクリップで挟んだり、色々工夫して、飽きないように加工します。
でも、約10本加工した所で肩が張って、やはり つづかない…
おい! お前 ムリするなよ… 骨を折るぞ!
ゆっくり、休みながらやらねーと、ま~た とんでもねーことが起こるぞ‼
両端を削るときは、加工したらキズが付かないようにテープを巻きます。
巻かないと、クランプ部が滑ります。
せっかくキレイに加工したのに、キズ付いたらイヤですからね。
でも、この後ヤバイ事に!
当て板を使うと 早く、キレイにテーパーになります。
が、削りすぎに注意!
スタンスルブーム加工は、 取り付けフックを合わせながら削りましょう。
やってしまった!
一番太くて長いヤードを、力みすぎて ポッキリ折ってしまった!
6φ×300mm,のヤードを、片側から仕上げていきます。
その部分にテープを巻き、反対側を加工してる最中にやってしまった。
どういう事?
お”~い‼ あれほど注意したのになにをやってる!
さっきも ポッキリじゃねーって言っただろ…
ちゃんと修正はできんのか? 予備は無いぞ!
18mmのテープを、らせん状に巻いたのが、今回の失敗でした。
回転している摩擦で、粘着面が溶け テープがずれて、ヤードの先が ブルン ブルン暴れ出して、ねじ切れた感じでした!
で、これは50mmのテープをキレイに巻きました。
太いヤードだと、どうしても力むので、滑ります。
クランプ痕が付くのが嫌だったので、最初 手締めでやっていました。
これも原因のひとつでした。
テープを厚めに巻き、弱めにチャックを締めます。
これは、先程開けた スタンスルブーム取り付け金具の、穴がずれていて、テーパーに削ったらこんなに、なってしまった!
先端の、けがき線と 穴を中心に開けるのは、難しい!
はぁ~ やっと、テーパー加工が終了!
2本だけの失敗で済み、残りのヤードは無事に成功。
番号順に、原寸図に貼り付けると分かり易いですよ。
ヤード 組み立て
テーパー加工が終わったら、オイルステインを塗ります。
フートロープ取り付け金具
19ページでは、銅線を使って寸法を測ってましたが、何本か曲げて分かりました。
先端の寸法は、全数 15mmが丁度よかったです。
180度折り曲げ、この部位は10mmです。
各ヤードの太さで、折り曲げ寸法が変わりますが、原寸図に合わすと、大体そろってます。
曲げると塗装が剥がれますので、後塗りがいいかも!
曲げたら金具を少し出し、瞬間接着剤を塗り、素早く引っ張ります。
塗装が剥がれた所には、マジックで修正。
出代をカットして、完成。
ヤードの先端に巻き結びを作り、薄めた木工用ボンドを浸透させます。
ロープの張りが強いので、この状態で塗布すると、楽に結べます。
ロープを長めに切り、金具に通し、一重結びを作ります。
クギの頭に結び目を掛け、原寸図に合わせ、たわみの調整をします。
整ったら、クギに瞬間接着剤を塗り、末端を引っ張り カットします。
たわみのロープぐせは、薄めた木工用ボンドを、塗布すると形がキレイに整います。
ロープの末端をカットして完成です。
クロス部は、向きに注意します。
金具側にクロスして、ロープを張ります。
スタンスルブーム取り付け金具
これも、一発で曲げたい!
トップスル・ゲルンスルは、7mm、ロアヤードは、8.5mmでペンチに挟み、90度に曲げます。
穴の深さに合わせ、カットして接着します。
穴あけに失敗した部分です。
金具が丸見え!
カットモデルみたい?
バッキャロ~!
骨が折れた レントゲン写真か?
ブロック 準備
楊枝を使って仮結びを作り、シングル・ダブル滑車を締め付けます。
ロープは長めに切ります。
約100mmぐらいで、カット。
ヤード 組み立て完成
原寸図を確認して、ブロックを取り付けます。
シングル・ダブル滑車の取り付けは、向きと寸法をよく確認して巻き結びをします。
まとめ
- 土台の準備 皆さんも色々試してみて下さい。
先端に十字線、側面も 直角平行に、ケガくのは難しい!
特に先端の穴は中心に開けないと、後で失敗します。 - クリューライン 絞帆する時に帆を引き上げるロープ
この穴忘れずに!
説明書には、マストに取り付けた状態で開けることになってます。 - テーパー加工は、本数が多いいので厄介でした。
摩擦痕で指が、かなり痛くなります。
当て板を使うと楽に仕上がりますよ。 - 太いヤードは、どうしても力んで削ってしまいがちです。
両端を削るときは、片側が細いので折れないように!
(悪い見本を参考にして、作業してください) - 加工が終わったら塗装します。
説明図は黒ですが、オイルステインを塗りました。 - 空箱に溝を作りヤードを並べ、はめ込むと組み立てがやり易いです。
- フートロープ
金具は15mmで曲げて、原寸図に合わすと大体そろってます。
ロープは巻き結びをし、長めにカットしてクギに結びます。
クロス部は、向きに注意します。 - ブロックを取り付けて完成
仮結びを作り ブロックに掛け、締め上げます。
ロープは長めにカットして、ヤードに巻き結び。
シングル・ダブル滑車を間違わないように取り付けます。
以上で、《ヤード穴あけ・テーパー加工》の内容を終わります。
最後までご覧下さいまして、ありがとうございました。
次回はマストにヤードを仮組みします。 お楽しみに!