こんにちは、帆桜です。
今回の記事は、動画で メインマストの横帆、 ロープ張りの説明を進めていきます。 それではどうぞ…
ロアスル・ロアトップスル接着
画像はすべて拡大できます
前回の記事で、シュラウドを張るときに、下の帆が邪魔になるので、後付けの方がいいと書きました。
が… 帆の位置が決まらないので説明書通りに取り付けます。
接着剤は、マストには塗らず ヤードが動く様に、接着します。
ロイヤルスルの画像ですが、金具の下に巻き結びを作り、ずり落ちない様に工夫して取り付けています。
こうすることで、帆の向きを変えながら、シュラウドが張れると思います。
リフトロープ 取り付け
リフト《ヤードを吊るロープ》
このロープも、工夫して取り付けました。
説明図 ©・Ⓓ ブロックとビレイピンは使わず、マストからヤードに直接 巻き結びで縛ります。
自作フック
先に進める前に、シートロープとクリューラインがシュラウドに絡みそうなので、銅線を使い 3mmのドリル刃で輪を作ります。
マストに1Φの穴を開け取り付けます。
説明図では、トップボードの下側からシュラウドの間を通し、左右のビレイピンに結びますが…
シュラウドを避けるため、約30mm下側にフックを取り付けて、ロープが絡まない様にしています。
こんな感じに仕上がりました。
思い通りに出来て、満足です。
でも、まだ油断はできません!
ロープを、あと何本通すの???
クロスツリー部は、シュラウドを避けて通したら、くの字になってしまった!
目立たない所だと思いますが、少し不満が残りますね~!
先に 完成画像をお見せします
今回は、上から5枚のシートロープを張りました。
先に、アッパートップスルから張りました。
特に理由は無く、中央から張った方が傾きと修正が、分かりやすいと思ったからです。
この部位は、ロープの長さもトップボードまでなので、調整がやり易いのでお勧めです。
アッパートップスル シートロープ
《シートロープ》帆を後ろに引くロープ
ロープの張り方も複雑になってきました。
画像では、分かりづらいと思うので、ここからは動画で説明していきます。
ロアトップスル シートロープ
スパイダーバンドに、止め結びを引っ掛ける道具を作りました。(ご参考に)
トップゲルンスル シートロープ
100均の鏡をカットして、映しながら、針金でビレイピンに掛けています。
《やりづらいので、まだまだ工夫が必要です!》
動画で紹介している結び方で、《止め結び》のやり方を、詳しく説明しています。
ご参考にどうぞ…
こちらの動画は、釣り糸の延長に使う結び方で《電車結び》といいます。
ロープを張っている最中に足りなくなったときに便利です。
目立たない所で、結んでください。
ロイヤルスル・シートロープ
さぁ~ラスト2枚!
内容は、トップゲルンスルと変わりませんが、ご覧ください。
動画の途中で、自作した木製のピンセットとクリップを紹介しています。 ご参考にどうぞ…
スカイスル・シートロープ
ロイヤルヤードの取り付けを間違えて、フォアとメインを逆に付けてしまった?
ブロックが違うだけなので、S滑車の下穴を利用して回避。
これでメインマストのシートロープは完成です。
まとめ
- ヤードの取り付けは、左右に動くように工夫し、金具の下にロープを巻き付けています。
後でシュラウドを張るときに、帆が邪魔にならないと いいのですが? - リフトラインは前回、説明書通り取り付けましたが、傾きの調整が難しかったので、今回は 一本で吊りました。
- 自作フックは作ってよかったです。
今の所いい感じに仕上がってますが、この先もまだロープを通すので不安です。
トップボードとクロスツリーの通す位置を、この先考えながら? … 工夫が必要だと思います。 - 上手く説明が伝わるか分かりませんが、動画での ご視聴をお願いします。
複雑なロープ張りなので、画像と文字が多くなると思ったので、今回から動画にしてみました。 - 動画では、工夫したロープの張り方や、自作した道具の紹介をしております。
ぜひ、ご参考にしてください。 - シートロープは、説明書通りの組み立てではありません。
先に取り付けないと、帆の位置と膨らみの再現ができないので、工夫して先に取り付けています。 《ご参考に》… - ヤードは同じ番号が複数あります。
ブロックや金具の取り付けが違う所があるので、注意してくださいね!
以上で、カティサークを作るぞ‼《メインマスト シートロープ完成》の内容を終わります。
最後までご覧くださいまして、ありがとうございました。
次回は、クリューライン・バントラインを張ります。 お楽しみに…