こんにちは、帆桜です。
今回の記事で、いよいよ 最後の帆を張ります。
仕上りは、かなりの迫力がありますよ! それではどうぞ…
帆の準備
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スタンスル作り方の記事です。《ご参考に》
実物 スタンスル展帆 動画も紹介しております。
前回、各帆に銅線を入れて綺麗に再現できたので、スタンスルにも丸みを付けていきたいと思います。
ビレイピンへのロープ取り付けは、デッドアイ内側にあり、面倒です。
やりづらいので、ビレイピンにW滑車を取り付け、ロープを張りました。
フォア・トップ スタンスル
スタンスル《風の弱いときに使う補助帆》
スタンスルは、上から吊るすので、上手く出来るか不安です?
スタンスル ブームを取り付けると全幅が広くなり危険!
袖を引っかけない様に、気を付けながら進めましょう。
分かりやすいように、番号順に説明していきますね。
①=トップ スタンスル 吊り下げロープ
②④⑤=船体のW滑車に結びます
③=ロア スタンスル
④=帆の角に結びます
リフト《ヤードを吊るロープ》 名称は曖昧です
まず、スタンスルブームに、軽く結び 帆の穴に通します。
2か所の ブロックに通して、マストの下まで引っ張ります。
狭い所を通してきたら、スパイダーバンドのビレイピンに、止め結びで縛ります。
ヤードの仮結びに戻り、ロープを引きながら、吊り加減を調整して結びます。
シート《帆を後ろに引くロープ》
ロア ヤードに止め結びで縛り、スタンスルに通します。
《帆の 前側から通します》
船体のW滑車に、仮に通しておきます。
リフトロープ
ロア スタンスルブームを取り付けます。
ブロックにリフトロープを仮付け…
マストのブロックに通し、下側のスパイダーバンドに、止め結びで縛ります。
スタンスルブームのブロックに戻り、ロープを束ね、巻き結びで縛り、張り加減を調整します。
シートロープ
帆の角に ロープを結び、スタンスルブームのブロックに通します。
船体側のW滑車まで通します。
ダウンホール《帆を引っ張るロープ》
船体のW滑車から、帆のブロックに通し、スタンスルの真ん中に編込みます。
アッパートップ
スタンスル ヤードに、巻き結びで縛ります。
最後に、三本の張り加減を調整してW滑車に接着します。
こんな感じに仕上がりました。
外側に取り付けた、W滑車はいいですね!
調整が楽‼ 《おすすめ》
トップゲルン スタンスル
①は、トップスタンスルと同じ張り方なので割愛します。
④は、帆に結んだロープを、ヤードのブロックに通し、船体のW滑車に結びます。
②~③ は、工夫して ロープ1本で、コの字型に張りました。
玉結びを作り、帆に通します。
トップボードから、ブロックに通し ヤードに結びます。
トップボード部 拡大
自作フックからUターン!
次は、ブロックに行きま~す💨
メイン・スタンスル シートロープ
メインマストのスタンスルを張ります。
あと6枚、帆を張ったら完成です!
フォア・スタンスルと同じように張っていきましょう‼
ロイヤルと、トップゲルン スタンスルの帆に結びます。
ヤードのブロックから、ブームキンに取り付けた、W滑車に通します。
ロイヤル スタンスルのシートロープは、クロスツリーから往復して張ります。
壊しそうで 怖い!
メイン スタンスルブームのリフトロープは、マストに通すのは止めます。
さすがに、ブレースランナー 群の中に通すのは、すんごい困難ですよね!
スパイダーバンドまで通さずに、マストのブロックに、直に結びました。
ロア・スタンスルブームのブロックに結び、マスト側で張りを調整し、接着します。
ロイヤルとトップゲルンのリフトロープです。
この部位も同じように、張りました。
段ボール ガードから船体を取り出す
ここまで、船体がどうなっているか心配でしたが、キズや破損もなく無事でした!
最後に全てのロープを調整して、仮に通したロープを接着します。
他のロープを切らない様、綺麗に仕上げます。
カティーサーク 完成で~す
ボートを遊び心で飾りました。
見張り役と、バズーカのフィギュアも乗船してますよ!
船体の銅色が、反射して綺麗ですね。
黒のツートンと白い線が、いい感じで カッコイイ‼
帆の張り加減も いいですね!
ジブスルの膨らみと、スタンスルが横に広がって、すごい迫力がありますね‼
どうです?海賊船に見えますか…
まとめ
- スタンスルの各ロープは、船体の中にピンセットを入れるのが怖いので、ピンレールやブームキンにブロックを追加しました。
- フォアマスト側は、ロープを通してビレイピンに結束することが出来ましたが、メインマスト側は、壊しそうなので工夫して取り付けました。
- トップゲルンのシートロープは、説明図をよく見ても分からないので、トップボードから往復して張りました。
- 段ボールガード、作って良かったです!
船体にキズや破損もなく、最後まで守ってくれました。《おすすめ》 - 完成したカティーサークは、どうですか?
銅色と帆の薄茶が丁度いい感じで、ブラックが船体を引き立て、見栄えよく仕上がりました。
以上で、カティサーク・もうすぐ完成‼《スタンスルの張り方》の内容を終わります。
最後までご覧くださいまして、ありがとうございました。
次回は、記事を全体にまとめ、装飾品の紹介をしたいと思います。 お楽しみに!