こんにちは、帆桜です。
今回の記事は、前回完成させた ヤードを、マストに付けて 確認したいと思います。 それではどうぞ…
ヤード取り付け金具 こいつが厄介!
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この折れ線がヤバイ!
丸棒に巻いて型を作り、折れ線に合わせ曲げましたが…
この部品は、番号が説明書に載ってません?
下側にφの刻印があります。
この寸法でマストに合わすようです。
とりあえず、マストをノギスで測り、この部位で6mmでしたので、5.5φの金具を取り付けます。
で、マストに巻いたら…
ん”~? ガバガバ
ヤードを合わすと、差し込み部が入らず、グリグリ押し込んだり、左右にずらしたり…?
あ”~ やっぱり折れたかー!
しばらく悩み…
この部位は放置して、先に進めます。
今度は、一番下のロア・ヤードを仮付けします。
一番太い7.5φの金具を、今度は逆に曲げてみます。と!
え”~ マストに付ける前から折れたよ??
もう修正は ムリだと思ったので、金具の枠で作ることに!
手前が作った物です。
でも金属が硬くて上手く巻けず…
なんだ なんだ この金具は!
こんな物使ったら、微風でもヤードが 折れちまうぞ!
早くそんなもん捨てちまえ! なんか、いいアイデアないのか…?
すみません、約一ヶ月後に見つけました。
○番号を、帆の番号と勘違いしてました。
僕が悪いのか、説明書が雑なのか?
アルミ板で自作
なにか代わりになるものが無いかな?
あっそうだ! 以前、工作で使ったアルミ板が余ってました。これを利用します。
忠実に再現して、上手く出来ました。
アルミ缶でも、出来そうですね。
バッチリ!
しっかり巻けてます。
ヤード取り付け部も、寸法を合わせて作ったので、根元までしっかり刺さってます。
他の部位も、自作するか…悩んでます。
ヤード 取り付け金具の 作り方
進めてる最中も、ポロポロ折れるので、結局 全数作りました。
皆さんの、ご参考になると思いますので、説明しますね。
取り付け金具より、少し長めにアルミ板を切ります。
幅は、3mmでカット。
中心をケガいて、マストの太さに合う物で、根元をしっかり挟み、輪を作ります。
ピンセットに挟み、左右に折り曲げます。
ヤードの穴を、1.5mmに広げます。
3φのヤードは、折れないように気を付けて下さい。
ヤードの穴に合わせ、ケガき線を引きます。
寸法を測るより、現物合わせの方が、上手くできます。
ヤードの穴に合わせながら、1.5mmにカット。
ハサミで少しずつ切ります。
ケガき線に合わせ、折り曲げ ヤードの穴に入るか、確認します。
マストにヤードを仮付けて 完成
アルミ板の幅がバラバラですが、3mmの寸法が丁度いいと思います。
最後にフラットアースを塗り完成です。
マストにヤードを仮付け確認。
左から、ミズン・メイン・フォア
各ヤードの名称です。
マスト名 OOO ヤード
ご参考にどうぞ!
ほぼ水平に付いてますね。
だいぶ カッコついてきました。
ここまでやれば、船体に取り付けるとき、楽に出来ると思います。
まとめ
- 金具の部番は、最初探しました。
しかし、説明書と原寸図を くまなく見たが見つかりません?
(すみません… 一ヶ月後に見つけました)
金具の下をよく見たら、φの刻印が… ん”! マストを測って任意で選ぶのか?
でもザックリの寸法しかないじゃん!
巻いたらガバガバで、しかも折れ線からポッキリ折れました! - 仕方が無く、自作することに!
アルミ板が余ってたので、作ってみました。
輪を作り、ヤードの穴に合わせながら少しずつ、ひし形に切っていきます。 - 上手く出来てよかったです。
フラットアースを塗り完成です。 - 最後に、ヤードの名称を説明しています。
ご参考にどうぞ。
以上で、《完成ヤード・マストに仮付け》の内容を終わります。
最後までご覧下さいまして、ありがとうございました。
次回からは、帆の準備に取りかかります。 お楽しみに!