こんにちは、帆桜です。
今回の記事は、クロスツリー 上側の横帆を取り付けます。
ハリヤードのチェーンを、工夫して張ってみました。
それではどうぞ…
ハリヤードの張り方
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《ハリヤード》帆を、上げ下げするロープ
ハリヤードのチェーンは、マストにミシン糸で取り付けて、釘で固定する説明ですが、ヤードに直接 チェーンを取り付けて張ってみます。
ハリヤード クサリ取り付け金具 自作
銅線の準備
2mmのドリル刃に、銅線を巻付け輪を作ります。
マストに、ねじって取り付けます。
輪の部分を横向きに、取り付けた方がいいと思いますが…
ご参考程度に
ヤード取り付け金具は接着せず、下側を巻き結びで固定し、左右に動くように取り付けます。
後で右舷側に、傾けるつもりです。
チェーンの長さは、指示がないので、大体 80~100mm位にカット。
ヤードにチェーンを縛り付けます。
チェーンの末端にロープを通し、巻き結びで固定します。
ロープの長さは、金具にヤードを接着してから、現物に合わせて カットして下さい。
金具にヤード取り付け
ヤードを金具に接着し、 チェーンを銅線の輪に通します。
ロープは大体、ロアヤード付近でカット。
ブロックの下側は、茶ロープを張る指示ですが、ブロックで調整出来るように 黒ロープ 1本で、工夫して張ってみましたが…
黒ロープだと、ブロックに通した所が目立つので、悩みに悩んで止めました!
説明書通りに 張り直し
ブロックの取り付け
クリンチノットでハリヤードを取り付けます。
トップボード~ロアヤード付近に、全てのブロックを合わせるとカッコよく仕上がります!
ミズンマスト ハリヤード
まず、ビレイピンに掛け、引き締めます。
上のブロックに通して…
往復してビレイピンに掛けます。
抜けない様に、クリップで固定して縛ります。
ここで接着したいのですが、仮に結びます。《抜けない程度に》
接着は、帆の向きを決めてからにしたいと思います。
調整出来るように、3本のロープは、長めに残しておきます。
ミズンマストの左舷側は、2本のロープを共付けします。
V字の所が重ならないように、仕上げます。
フォアマスト ハリヤード
フォアマストの左舷側も、厄介!
この場所は、M字に張ります。142のフックに通し、136~137のビレイピンに結びます。
デッドアイが邪魔
張り進める前に、手すり側に貼り付けて、やり易くします。
やりづらい!
ピンレールの真下にフックがあるので、右舷側からフックの穴に通すのは、大変でした~!
スタートは、中央のビレイピンに結び ~ フックに通し ~ 左側のビレイピンに結び、ゴール‼
ブロックの向きが回らない様に、通すのが難しい!
まとめ
- メインマストと右舷側は、ビレイピン~ビレイピンなので、この記事を参考にすれば出来ると思います。
- クサリをクギで固定するのは止めて、切断はせずに銅線で輪を作り、工夫して取り付けました。
- ヤード取り付け金具は、後で帆の角度調整が出来るように接着はせず、金具の下に巻き結びを作って左右に動く様にしておきます。
- チェーンの長さは、指示がないのでお好みで!
- 最後にどれぐらい余るか分かりませんが、上からブロックまでチェーンでもカッコいいと思います。
- ロープの長さは、ブロックの位置を決めてカットして下さい。
ブロックの高さをそろえると、見栄えが良くなりますょ! - 船尾 左舷側は、ビレイピンに ロープを共付けして結びます。
V字に張り、重ならないようにします。
- フォアマストのハリヤードは難しいです。
M字に張りますが、見えづらい所のフックに通すのが、かなり厄介!
ブロックが絡まない様に通して、ビレイピンに結びます。 - 結び目は、後で弛んだときの保険で、帆の形が決まってから接着したいと思います。
以上で、カティサークを作るぞ‼《ヤード・横帆の取り付け》の内容を終わります。
最後までご覧下さいまして、ありがとうございました。
次回は、ヤードにリフトを張ります。 お楽しみに!