こんにちは、帆桜です。
前回に引き続き ミズンマストのシートと、クリューラインを張ります。
バントラインも無事に張り終えました。
今回は、上手く出来たと思います。 それではどうぞ…
シートロープを仕上げます
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シート《帆を後ろに引くロープ》
ミズンマストの一番上、ロイヤルスルのシートを張っていきます。
115~116・172~173のロープを往復して張ります。
説明は前回の記事を参考にして下さい。
シート・タック 仮付け
タック《帆を前に引くロープ》
ロアスル のシート・タックも張ります。
このページは最後のロープ張りですが、ここも仕上げないとバント ラインが張れないので、先に取り付けます。
帆に穴を開けブロックを取り付けます。
説明図が細かいのでよく分かりませんが、これでいいと思います?
ご参考に…
左右に張りますが、このロープは仮に取り付けておきます。
邪魔なので引っかける前に、早めに外します。
一応、仮完成です。
ロアトップスル シート
続いて、113・105のシートを張ります。
下側のスパイダーバントから、張っていきます。
ビレイピンにクリンチノットで掛けて、W滑車~ヤードの穴に通し、帆に結び 張りを調整します。
これでシートロープは完成です。
アッパートップ クリューライン
上下の位置が決まったので、アッパートップスルの、クリューラインを張ります。
左右のロープは、103のビレイピンに共付けします。
クリューライン《絞帆する時に帆を引き上げるロープ》
スパイダーバントからスタートし、3ケ所のW滑車に通し、1往復半して下側のブロックでゴール!
下側は、W滑車の空いている穴を利用して巻き付け、張りを調整します。
末端は、バントラインを張ってから、カットしたいと思います。
ミズンマストの、シートを張り終えて横から見た感じです。
バントラインを張って、帆の丸みが出ればいいのですが?
バントライン《帆を畳むロープ》
下の帆から 仕上げます
色々試した結果、クリューラインを張らないと、帆が膨らみません!
左右から、巾着の様に引っ張ると丸みが出ました。
バントラインは、飾りロープ程度でした。
なので、クリューラインが無い所は、いまいち膨らみが悪いです。
ロアスル 完成です。
バントライン6本で膨らんでいるように見えますが、帆の張りに合わせて、結んでいるだけです。
次に、ロアトップスルです。
今度は、クリューラインを引っ張っても、絞れません?
原因は、下に結んだ シートロープの張りすぎでした!
ロアトップスル 完成です。
ドライヤーで仕上げたら、真ん中だけ若干 膨らみました。
次は、アッパートップスルです。
左右の傾きを確認しながらクリューラインを引っ張ります。
W滑車の下側で、張りを調整したら、ロープを接着し カットします。
ラスト2枚
トップゲルン・ロイヤルスル
ここは、両側のクリューラインが無く、ハリスの反力で戻されます。
ドライヤーで、中央しか膨らみませんでした。
最後に、ロイヤルスル2本、トップゲルン4本、バントラインを張ります。
以上でミズンマストは完成です。
ビフォー アフター
こんな感じに、仕上がりました。
これを踏まえて、次回のメインとフォアは、もう少し上手く仕上げたいと思います。
前回、ピンレールを自作した所です。
ロープも結びやすく、上手く出来て満足です。
まとめ
- まさか! 最後のページまで組み立てるとは? ロアスルは、シート・タックで帆の位置を決めないと、クリューラインの絞り加減が分かりません!
- シートは下に引っ張り、クリューラインは逆に引き上げるので、両方で調整しながら張らないと、帆が上手く膨らみません。
- 今回の経験を生かし、張り過ぎない様に、次回はチャレンジしたいと思います。
- 僕は、バントラインを張れば帆が上手く膨らむと思い込んでいました。
工夫して、引き絞る感じで ロープを往復して張ったら、丸くなると言うよりは 折り目が付いてしまい、悩みました。 - ステイスルや スパンカーは、上手く張れたのに!
横方向に細長いからかな~???
以上で、カティサークを作るぞ‼《ミズンマスト シート・クリューライン完成》の内容を終わります。
最後までご覧くださいまして、ありがとうございました。
次回は、メインマストのシートロープを仕上げます。 お楽しみに…