こんにちは帆桜です。
今回の記事では、ジブ・ステイスルの帆を作ります。
ジブは、船首側の3枚の帆で、船首の向きを変える役割もあります。
ステイスルは、ステイに張る帆で、横風や向かい風でも揚力を使って前に進みます。 それではどうぞ…
イカ焼き~!
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美味そうな匂いを想像しちゃいましたか?
さてさて… このカーブが揚力を発生させて、船が進むとは!
本当に強風でも、向かい風の中進むの?
おっ!美味そうなイカじゃねーか!
熱燗で一杯やるか… ステイ スルメ~♪
おめーは海賊だぞ! 日本酒なんか似合わねんだよ!
ったく~ 飲んだこともネーくせに… 悪酔いするぞ!
オヤジ ギャグで歌ってる場合か アホ!
ハリスを使い 帆の膨らみを再現
35号で0.98mmの、太ハリスを使います。
でも、イカ焼きのような再現は今だけです。
結果は後ほど…
ジブ・ステイスル 作り方
まず、ミズン・ステイスルから作ります。
切り抜き線より、3mm外側にケガいて、三角にカット。
裏側にもケガき、谷側に2回折り、三つ折りを作ります。
のり代に木工用ボンドを塗布。
ハリスを10mmぐらい入れて巻き、輪を作ります。
残りを、丁寧に折り込んで、ボンドが乾く前にハリスを挿入。
突き出たハリスを引っ込めて、次の辺も、同じ様に三つ折りを作ります。
ハリスをカットして、ステイ取り付け部を接着。
洗濯糊をスプレーして、ドライヤーで乾かして完成。
なんか、おばちゃんが被る帽子みたいですね?
ステイロープを張り 取り付けの確認
ステイスルの編み込みを確認するために、練習台を自作。
たいした物ではありませんが…
外板を二本立て、ロープを張っただけです。
ステイ取り付け部の、穴位置をどうするか…?
まず、ゼブラ ラインに合わせて穴を開けます。
約18~20mmぐらいです。
また、分かりづらい説明です。
説明書通りに、らせん状に巻きましたが…
左側の絵表示の様には、キレイに巻けません!
裏 表グルグルになり、イメージとは、ちがうな~?
次に挑戦したのは、前回ヤードに 巻き付けた、結び方です。
本当はこれなんじゃねーの?
で、やってみたら正解でした。
練習台の、ロープに巻き付けてみます。
こんな感じです。
取り付け穴の間隔は、これくらいが、丁度よさそうです。
ステイスルの裏側です。
前回のセイル取り付け動画と同じく、輪に通したら、真下に引っ張り、整えて次の穴に進めます。
完成イメージ
斜めに張って、イメージしてみました。
ハリヤードの穴を開けます。(帆を引き上げるロープ)
シートロープが一本しかないので、膨らみの再現が難しいです。(帆を後に引くロープ)
でも… やれば出来る!
ハリヤードとダウンホールを利用して、シート穴に通し 膨らみの再現が出来ました。
(ダウンホール)帆を下すロープ
サイドから見た感じです。
どうですか?
上手く、再現出来ましたね。
まとめ
- ステイスルの編み込みは、先に練習をおすすめします。
説明書の絵表示は、らせん状に巻き付けるようにしか見えないので、仮付けの確認をした方がいいと思います。 - 船体に取り付けるときに、動画を撮影するつもりです。
お楽しみに… - この先、膨らみの再現も楽しみですね。
ハリヤード・ダウンホールは 帆を張るときに、上げ下げするロープです。
ステイスルの、シート穴を利用して丸みを付けていきます。
上手く出来るといいのですが…
以上で、《ジブ・ステイスル(三角の縦帆)の作り方》》の内容を終わります。
最後までご覧くださいまして、ありがとうございました。
次回は、スタンスルセイルを作ります。お楽しみに!